授乳サポート

授乳は赤ちゃんとお母さんの健康にとても大切ですが、おっぱいが痛くなってしまったり、なかなかお乳が出なかったり、思ったように上手くいかないこともよくあります。そんな時に助けてくれるのが、ラクテーションコンサルタントです。アメリカの産婦人科では、授乳がうまく行くようにお手伝いをしてくれる、ラクテーションコンサルタントという方がいらっしゃいます。

国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBLCE)とは

 

『IBCLCは、母乳育児がうまくいくための支援に必要な、一定水準以上の技術・知識・心構えを持つヘルスケア提供者です。IBCLCは予防的なヘルスケアに焦点を当て、産前・産後を通して自分でできる対処法(セルフ・ケア)を促し、母親が自分で意志決定をするよう励まします。また、病院、診療所、地域、開業などのさまざまな立場で問題解決法を用いてアプローチし、適切な情報提供や提案、適切な場への紹介を行ないます。

IBCLCの資格は、アメリカに本部を置くラクテーション・コンサルタント資格試験国際評議会(International Board of Lactation Consultant Examiners:IBLCE)が1985年から毎年実施している全世界共通認定試験に合格することによって得られます。IBLCE認定プログラムは、1988年以来30年間にわたり米国NCCA(National Commission for Certifying Agency)認定基準に継続して認定されている数少ないプログラムです。この資格は、看護師、助産師、保健師、医師、ソーシャルワーカー、栄養士、理学療法士、教育者等の専門職をはじめ、母乳育児支援経験と確実な知識体系を持つ非専門家にも広く門戸 が開かれています。』(以上、日本ラクテーション・コンサルタント協会ホームページより抜粋)

 

国際認定ラクテーション・コンサルタント(International Board Certified Lactation Consultant、以下IBCLC)は母乳育児の専門家として、世界中で通用する国際資格です。

 

IBCLCは母乳が作られるしくみや母乳の成分、赤ちゃんが母乳をどのように飲みとるか等、母乳育児全般において幅広く深い知識を持っています。

 

IBCLCは科学的根拠に基づいたケアを提供します。常に学習を続け、母乳育児に関する新しい情報を知るように努める必要があります。そのため、資格取得後も5年ごとに資格を更新する必要があります。

 

また、IBCLCはお母さんの気持ちに寄り添ったケアを提供します。母乳育児を推進していますが、母乳育児を押し付けるようなことは決してしません。少しでも母乳を赤ちゃんにあげることができれば、それは立派な母乳育児という考えです。

それぞれのお母さんと赤ちゃんが、自分たちに合った母乳育児を見つけ、それを達成できるようサポートします。「お母さんはそれぞれの赤ちゃんの専門家」と考え、お母さんの力を信じてセルフケア能力を高めることを目標にしています。(セルフケア能力:自分自身をケアする事。つまり日常的な母乳育児を自分自身で行うことができ、トラブルが起きた際には適切な対処行動が取れるようにすること。)

 

産後は赤ちゃんが家族に加わることで、生活が大きく変化します。産後の体の回復・ホルモンバランスの変化・夫婦の役割の変化も加わり、肉体的にも精神的にも非常に負担のかかる時期です。そして、母乳育児は産後の育児の中で大きな割合を占めます。

母乳育児は本来、とてもシンプルで楽なものです。しかし、特に産後間もない頃は専門家のサポートが必要なことがあります。IBCLCはそれぞれのお母さんと赤ちゃんに合った母乳育児の確立をサポートすることで、育児全般が楽で楽しいものになるお手伝いをします。

 

授乳のサポートが必要な方は、かかりつけのお医者さんにラクテーションコンサルタントを紹介していただくことをお勧めします。

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